Project Title
千葉工大 総合科学特論 2025春学期
Producer
田中 太郎 / Gaironチーム 代表
本プロジェクトは、千葉工業大学の正式科目として2022年度から開講している「総合科学特論（Web3/AI概論）」の2025年春学期実施分です。学生30名、社会人10名の計40名が参加し、15週間にわたりチーム単位で実際に動くプロダクトを開発します。
従来の座学中心の授業とは異なり、実際の開発環境を使い、GitHub、Figma、Notion、Slackなどのツールを駆使しながら、プロトタイプからリリースまでを一貫して体験します。
このプロジェクトの最大の特徴は、「学生と社会人が対等に学び合う」という点にあります。社会人参加者は自身のスキルアップだけでなく、学生へのメンタリングを通じて次世代の育成にも貢献します。
初回授業でチームビルディングを行い、4〜5名のチームを編成します。各チームにはメンターとして社会人参加者が1名アサインされ、週次のミーティングでプロジェクトの進捗確認とアドバイスを行います。
開発テーマは「生成AIを活用した教育支援ツール」「NFTを使ったコミュニティ運営」「DAO型の意思決定プラットフォーム」など、Web3/AI技術を実際に使ったものであれば自由に設定可能です。
作りながら学ぶ、が最も効率的な学習方法である
座学で技術を学んでから開発に入るのではなく、開発しながら必要な技術を学ぶスタイルを採用しています。これにより、受講者は「なぜこの技術が必要なのか」を体感しながら習得でき、定着率が飛躍的に向上します。
2024年度の成果発表会では、15チームがプロトタイプを発表しました。中でも「AIが自動で質問を生成する学習アプリ」は実際に200名以上のユーザーを獲得し、継続的な運用が行われています。
また、社会人参加者からは「久しぶりに手を動かして開発できた」「学生の柔軟な発想に刺激を受けた」といったポジティブなフィードバックが多数寄せられました。
15
プロジェクト数
40
参加者数
92%
満足度
